エチオピア国水道技術協力計画策定調査: Planning & evaluation of the technical corporation projects in water supply in Ethiopia (2020) 

近年のエチオピアは経済成長が目覚ましく東アフリカ経済拠点として活躍が期待されていますが、成長と爆発的な給水人口拡大で、首都アディスアベバでは 社会経済活動に必要な水道水の不足が続いています。国際協力機構(JICA) はこの問題に協力して取り組むため、アディスアベバ上下水道公社 (AAWSA) と、AAWSAの経営力や無収水削減を改善して効率的な水道サービスを目指す "アディスアベバ上下水道公社無収水削減管理能力強化プロジェクト" を合意しました。レデスはこの詳細計画策定調査に参加し、基本案形成やOECD指標の評価を担当しました。 

写真: 左からDir ダム, Legadadi Dam 浄水場, 地方給水事業 (すべてAAWSA), AAWSAとのPCMワークショップ(JICA調査団)

エチオピアはどんな国?

  神秘に満ちた世界最古の独立国

古くギリシャの人々はエチオピアの国をアイティオプス(Αἰθίοψ) と呼び, ヨーロッパ人はアビシニア(Abyssinian)と呼びました。時を経て1270年にはエチオピア帝国が誕生し, 1974年までの長きに亘り7つの王朝を継承しながら帝国を保ちました。その後, 1995年の憲法改正を受けて, 現在のエチオピア連邦共和国 የኢትዮጵያ ፈደራላዊ ዲሞክራሲያዊ ሪፐብሊክ )となったのです。

エチオピアは, 地理的および地政学的条件から, 古代よりアラブ民族とアフリカ民族が交流して文化・言語を融合する地であったため, 多様な民族・文化を包み込んだ国が造られた歴史をもちます。アムハラ族が1270年のエチオピア帝国建国に大きく貢献すると, アムハラ族の言語・文化が広く受け継がれたようです。今日, 私たちの目に不思議な33の象形文字のアムハラ語は, エチオピア帝国の遺産なのです。

最古の人類ルーシーがエチオピアで発見され, 私たちの最初の先祖はエチオピアで生まれ・暮らし・世界中に広がったという説がありますが, クレオパトラやエジプト王族がこよなく愛したあの美しい猫アビシニアンもまた, エチオピアが起源ではないかと言われています。(写真出所: Amharic4Ras)

エチオピアの領土面積は約106万3562 ㎢あり日本の約2.8倍ほどになります。周囲は隣国に囲まれ海岸をもちませんが, 緑地帯、森林、岩山、砂漠、塩沼湿地域と野生動物などなど・・・広大な領土に多彩で豊かな自然に溢れています。遺跡も多く 9つもの世界遺産など歴史と多様性を誇る国なのです。 

写真:左上段より, ダナギル砂漠,  シミエン山国立公園,  ラリベラ岩窟教会, ゴンダル要塞城,  ブルーナイル大滝, 首都アディスアベバ, 野生動物と美しい山間の朝の風景  (写真出所: Getwallpapers.com, free wallpapers)

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